波よ聞いてくれ 第18話ネタバレ感想

「今年こそお花見したい」と毎年言っている(遠い目)
ちょっと遅くなりましたがアフタヌーン5月号のネタバレ感想です〜。
無限の住人の映画情報が全く無い事に不安しか無い・・・


・波くれ第18話「私がせねばなるまい」。ミナレさんと麻藤が宙に浮いているかのような、不思議な浮遊感のある表紙。
・ラジオ放送から一夜明けた藻岩山ラジオ。麻藤、久連木、甲本、茅代、南波ちゃん、そしてミナレさんが会議室に集まって先日の放送の反省会です。加工猿&加工豚はどこへ行ったのか。「老体に深夜は応えるわ〜そんな早朝から反省会なんて出られへんわ〜(適当な大阪弁)」とかいって不参加なのでしょうか。そして加工猿が酸欠でぶっ倒れなかったのかどうか気になりますね。
・この反省会の麻藤とミナレさんだけを地面から見上げると表紙みたいな感じになるのか。表紙のミナレさんはこれからイスに座ろうとしている体勢なのかな。
・「久連木さんに嫌われてんだなって事ですよ!」と麻藤や久連木を(主に久連木を)批判するミナレさん。1ページ目のハシラ文にも「のっけからスタッフ(年長者)批判とは。これは蝦夷テングですわ」と書かれてます。いや、誰に対してもハッキリストレートな物言いをするのがミナレさんの良い所ですよ。
・この「蝦夷テング」は「北海道在住のミナレさんがテングになってるYO!(言動はいつも通り)」という状況説明ではありますが、ざっくりと検索してみると「蝦夷天狗考/蝦夷テング研究」という民俗学の資料が出てきたり北海道の蝶(北海道産テングチョウ)が出てきたりメタルギアソリッドのアイテムが出てきたりと色々な意味が含まれている単語のようです。この複数の意味がこのシーンにどういう関係があるのかは不明ですが。
・「ラジオDJとして蝶のように羽ばたくミナレさん」という意味か?
・自分の箇所だけ5割空欄の台本渡されたら確かに並の人間なら引きこもるわ。でも放送自体は物凄く好評だったようです。
・コーヒーを配る南波ちゃんとケーキを配る茅代さん。ケーキは久連木が用意してきた佐藤洋菓子店(実在)の物だそうで。
佐藤洋菓子店を検索したら凄く美味しそう&可愛いケーキがでてきましたよ。ちなみにミナレさんが食べているのは「まっちゃん」という抹茶ケーキ(?)っぽいですね。
・ケーキを食べながらミナレさんに語りかける麻藤。それにしても麻藤のケーキの食べ方は常にワイルドだな。
・DJに求められるのは「対応力」。生放送中に何かしらのハプニングがあっても「間」を繋げられる力を測れるような台本をワザと久連木に書かせたそうです。そういう意味ではミナレさんは満点なのではなかろうか。一緒にアフレコしていた麻藤も吹き出すアドリブだったし。いやそれだけじゃ駄目なんでしょうけども。
・光雄のクズの本質の再現は主に久連木の手腕による物だそうです。久連木の肩に手を置き「貴方自身あーゆートコあるからわかるのよね」と言う茅代さんと、その2人のやり取りを死んだ目で見つめる南波ちゃん。今までもチラチラと見え隠れしている南波ちゃんの闇の正体って一体何なのでしょうかね。単純に恋愛関係という訳でもないような気もするのですが。
・あの放送で一番興味が有るのは自分のクズの本質を客観的に聞いた光雄の反応だったんですが、残念ながら今回はその反応は見られませんでした。
・ここで色々なネタバレ。地底の女神さまの声の正体は茅代さん、光雄の声の正体は甲本でした。茅代さんはミナレさん達とは違うブースで声を当てていたという。ミナレさんのアドリブにも対応していたあたりプロですね!前回読んだ時には麻藤の元奥さんとか娘さんとか書きましたが、茅代さんの事は全く考えておりませんでしたよ。
・しかしミナレさんがそれを今になって知ったという事は、茅代さんはあの収録後に(ヒマだった筈なのに)一言の挨拶も無く帰ってしまったという事か。茅代まどかはクールに去るぜ。
・甲本の声より麻藤の声の方が低いという新情報。
・思った以上に色々な人に支えられていた事を知って感極まるミナレさん。中には若干不本意な人もいますけどね。「いや愛じゃないから仕事だから(BY久連木)」
・反省会も終わり、次回の放送について麻藤と話し合うミナレさん。なんか外壁に水が滝のように流れ落ちてる場所で話してるんですけど、ここも藻岩山ラジオの一部なんでしょうか?
・次回の放送は今までのような久連木台本ではなく、ミナレさん自身に企画を考えさせるつもりの麻藤。麻藤を師匠として着々とパーソナリティー道を突き進んでいると言っていいのかな?ラジオ業界の事を何も知らないのがミナレさんの強みと麻藤は言いますが・・・
・「私はまだ登りはじめたばかりだからね このはてしなく遠いパーソナリティー坂をよ」だめだこれじゃ未完になってしまう(思いついた事をそのまま書く)(元ネタである男坂は読んだ事無いのですが)
・麻藤が本当に純粋にミナレさんをパーソナリティーにしたいだけなのかどうか未だに疑わしいんですけど、私が疑い深いだけなんでしょうかね。
・藻岩山ラジオで反省会を終えて、そのままボイジャーに出勤するミナレさん。ハードスケジュールです。
・ラジオドラマに対する中原くんの感想は「土着的で面白かったですよね」土着的という部分を物理的に地面に埋まったというニュアンスで言っているなら相当な皮肉ですが、中原くんの場合は純粋に誉めてるんでしょうね。
・あのドラマのように死んで生まれ変わった私は鼓田ネオ・ミナレ!と堂々と決意表明するミナレさん。キメ顔だけどキメゴマではないあたりがミナレさんらしい(誉めてる)。さすがの中原くんも困惑です。死んで生まれ変わる事を否定するラストだったしな。
・自分の個人的感情を込めまくったアドリブで生まれ変わる事を否定したラジオドラマのオチをさらに否定してネオ・ミナレを名乗るミナレさんのメンタルは決して嫌いではないぜ!
・力強く光雄完全絶縁宣言をするミナレさん。アドレス消したり着拒したからといって人間関係が清算される訳ではないんやで。
・ところでミナレさんて今までの人生で付き合った男性は光雄しかいなかったんだろうか。
・光雄絶縁宣言を聞いて「その宣言を俺の前でしたという事は あんたの気持ちに応える準備ができたよという意思表示ととっていいんですよね?」とポジティブな妄想を繰り広げる中原くん。うん、オタクがよくやるヤツですね(我が身を省みながら)
・開店準備をさりげなくマキエ様に丸投げしつつ、中原くんに「自分で考える次回放送分の企画」についての相談・・・をしようとした次の瞬間に面白くなる気配が1ミリもないからと駄目出しして相談終了させるミナレさん。ミナレさんは秒単位で生きてるよね。会話が始まってから一度も発言権を得る事無く会話を終了された中原くんは屍になるしかない。
・ここでマキエ様から「藻岩山ラジオの公式サイトにミナレさんのページを作ってもらって企画募集するのはどうか」という具体的かつ役立つアドバイスを頂きました。すごいなマキエ様。まるで以前からこの事態を予想していたかのような発言です。
・麻藤もだけど、マキエ様の発言や行動に対しても何かしらの裏を感じてしまうのは私の心が汚れているからだろうか・・・
・それならボイジャーのホームページで募集してみては?という中原くんですが、そんな事したら宝田店長に殺されてしまうので却下されました。
・中原くんもマキエ様も、ミナレさんの力になりたいと心から言ってくれています。藻岩山ラジオのスタッフも含め、なんだかんだ言ってもミナレさんの味方は多いですね。
・この先ミナレさんがラジオパーソナリティーとして独立したらボイジャーメンバーの登場は減ってしまうのかなー。どんな形であってもずっと出てきて欲しいんですが。
・宝田店長の退院を心よりお待ちしております。一応宝田店長スキですよ。
・深夜放送、翌朝の反省会、カレー屋勤務、その後南波ちゃんの部屋に帰って麻藤から指示された深夜番組を聞くというハードスケジュール。沖くんにアクロバティック反撃したり光雄に大技かけたりしてるので人並み以上の体力がありそうなミナレさんですら寝落ちしそうになっております。そしてそれ以上のハードスケジュールをこなしているらしい南波ちゃん。すごいよ南波ちゃん。
・南波ちゃんの「ハードスケジュール」の中にはあの細かい亀の世話も含まれてるのか。
・おきゅうほんは今7歳という新情報。もしかして亀達は南波ちゃんが卵から孵して育て上げたのか?
ボイジャーであれだけ周りを騒がせたミナレさんの番組企画ですが、普通はパーソナリティーはそこまでやらないという南波ちゃんからのネタばらし。バラしちゃまずかったかなと内心焦りながら「麻藤さんはミナレさんの力を信じているんですよ」と取り繕う。麻藤は「ラジオ業界の事を何も知らないのが強み」と言っていましたが、もしミナレさんが少しでもラジオ業界のシステムを知っていたらもっと早い段階で自分の状況の異常さに気付いていた筈。何も知らない強みは周りに利用される弱みにもなってしまいます。
・「ミナレさんが(ラジオの事を)何も知らないうちに自分色(のパーソナリティー)に染め上げようと言う麻藤の紫の上(25歳)計画」なんだろうか。
・中原家でも就寝準備中です。芽衣子姐さんはまだ居てくれています。ありがとう姐さん。
・午後11時までボイジャーで働いて閉店作業して帰宅してから経営の勉強をする中原くんは本当に真面目な好青年だな。髪型以外。
・と思ったらミナレさんのラジオの企画考えてました。マキエ様も呆れてますよ。でもミナレさんから相談された(しかもあれだけ適当な扱いを受けていたにも関わらず)ラジオ企画をちゃんと考えている訳あたり、かなり真面目ではあるよね。
・それより何だよあの棚の上に飾られているアフリカの呪いの祭壇みたいなインテリアは!?えっこんなのあったっけ?(汗)そしてその横に飾られている額に映っているのはケチャ(バリ島の呪術的な踊り)か?
・赤ん坊の情操教育的な意味で芽衣子姐さんは早急にダンナさんの元に戻った方が良いのではなかろうか。いや逆に想像力豊かな子に成長するかもしれないな。
・中原くんの企画書を読んだマキエ様の感想は「中原さんがとても真面目でいい人だという事が伝わってきました」。誉められたと思って頬を赤らめながら照れる中原くん。
その2人の様子を見て中原くんの企画がつまらなかったという事を見抜く芽衣子姐さんで次回に続きます。
・「真面目ないい人」は他に誉める所が無い人に対する言葉です。大人のコミュニケーションです。
・ラストページのハシラ文でも背中あけ過ぎと突っ込まれるマキエ様のセクシーワンピース。ネットで背中の開いたワンピースを検索すると可愛い&セクシーなワンピースが色々出てきて、女性としては見ているだけでも非常に楽しいんですが、時々際どい衣装を着た筋肉隆々な男性のゲ●画像が混ざっているので油断出来ない。