アフタヌーン2012年6月号 無限の住人ネタバレ感想②

アフタヌーン6月号無限の住人のネタバレ感想②です。
言われるまで気づきませんでした(汗)
あと追加感想も。


今回冒頭の「本来〜仇を!!」までの独白をてっきり偽一の物だと思って感想を書いていたのですが、コメント欄にて「御岳の物では?」というご指摘を頂きました。言われるまで全く気づかなかったのですが、確かに一人称が「私」になってるんですね(汗)
偽一の台詞だと思いこんでいた時には、全力で戦った心兵と足江進(立場的には後輩)への弔いや自分の状態(片足負傷、耳切断、慣れない武器)の不利さ、槇絵の強さへの警戒等から、さすがの偽一も「より強き何者かよ!」と神仏にすら願ってしまう心理状態になってるんだなあと解釈していたのですよ。
よく考えてみれば偽一の台詞にしては不自然なほど感情的なんですね。でも御岳の台詞と考えれば、涙ぐむシーンと合わせてこの感情的な台詞もしっくり来ます。偽一と槇絵にばかり意識が集中してしまって、奥の方にいる御岳の事は眼中に無かったですよ・・・
四半刻以下の短い時間とはいえ、一応は一緒に戦った仲間である2人に対して多少なりとも情が移ったのでしょうね。御岳は吐側の人間ではあるけれど、吐のように非情に徹する事は出来ない人間味の有る所が長所だと思います。

ついでに追加感想(六鬼団サイドのみ)
・心兵の足が揃ってる・・・
・壁の穴を見るに、足江進は本当に何回も(10回以上)攻撃してたんだなあと思うと辛い。
・今月号じゃなくて先月号なんですが、足江進の叫び「DAARKOMTIE」はコレで1つの単語という訳ではなく「DAAR  KOMT  IE」という文章なんでしょうか?でもこれで直訳(byグーグル先生)すると「彼は来た」とかなり意味不明な事になるんですが。いや直訳は「彼は来た」だとしても、オランダ風スラングとしてなら別の意味になるのかも知れませんがサッパリ判りませんですよ・・・ムリヤリ意訳するなら「行くぞ!!」とかになる・・・のかなあ・・・?単行本で訳を入れてくれませんでしょうか沙村先生・・・