六鬼団の武器名で妄想する童話ただしデタラメ(汗)

無限の住人30巻にて名前が判明した六鬼団員の武器で妄想!
妄想というかなんというかこうデタラメ感満載の童話っぽい何か・・・?(汗)

もしかしたら女性向けっぽい内容になっているかもしれませんので畳みます・・・


『かかし と あおいへび』

むかしむかし とおい国にある畑に 一匹の あおいへびが すんでいました
あおいへびは 畑に立っている 片目のかかしと 友達になりたいなあと 思っていました
でも 片目のかかしは 空ばかりながめて じめんを はう あおいへびには まったく 気がつきません
あおいへびは かなしみました
「かみさま ぼくは かかしと友達に なりたいのです」
あおいへびは いっしょうけんめい かみさまに おねがいしました
ある日 あおいへびは だっぴ しました
あおいへびは だっぴした じぶんの体が そらのへびに なっていることに 気がつきました
よろこんだ そらのへびは かかしのところに とんでいきました
「かかしさん ぼくと お友達になって くれませんか」
そらのへびは かかしに はなしかけました
かかしは とても おどろきました
なぜなら 今まで かかしに はなしかける いきものなんて いなかったからです
「空を とぶ 鳥たちは ぼくを見ると にげていくのに きみは はなしかけて くれるんだね それに 空をとぶへびは はじめて 見たよ」
かかしと そらのへびは 友達に なりました
ふたりは たくさんの おはなしをして たのしく すごしていました
ある 春の日 一人のおじいさんが やってきました
おじいさんは この畑の もちぬしでした
「わたしの 畑に 不吉なへびが いるなんて」
おじいさんは そらのへびを つかまえて 首をきって ころしてしまいました
かかしは そらのへびを たすけたかったけど かかしは じぶんでは うごけません
かかしは かなしみました
どんなに 空をながめても もう二度と そらのへびが とんでくることは ないのです
何日かして また おじいさんが かかしのところに やってきました
「この かかしは もう 古いから すててしまおう」
おじいさんは かかしの足を じめんから ひきぬき たくさんの ごみと いっしょに ほのおの中に ほうりこみました
かかしは 自分の体が どんどん 灰になっていくのが わかりました
でも どうすることも できません
かかしは ひとつしかない 目を とじました

ふたたび 目を あけると かかしは 自分の体が 空を とんでいることに きがつきました
すぐ そばには そらのへびも います
かかしには これが ほんとうの ことなのか それとも ゆめなのか もう わかりませんでした
でも かかしは しあわせだと おもいました
かかしと そらのへびは ふたりで どこまでも そらを とんでいきました

おしまい


これでアオナギの漢字が「青蛇」じゃなかった日にはどうすれば・・・(汗)